毎日大忙しの幼稚園

お絵描き

めまぐるしく過ごしています

子供に携わる仕事として人気が高い幼稚園や保育所では毎日大忙しの日々です。
「子供と一緒に過ごせる仕事がしたい」と希望して幼稚園教諭になったものの、あまりの大変さに挫折しそうになってしまう方も多いです。
幼稚園ではどのような過ごし方をするのか確認してみましょう。

色々な出来事があります

幼稚園教諭の一日は出勤をしてすぐに子供達が安全に過ごせる環境を整えることから始まります。
特に冬期間は暖房器具を使用することが多いため、子供達に危険が生じないように十分配慮しなければいけません。

子供達が登園してくると保護者に健康状態を確認するか、お便り帳を確認しておきます。
風邪気味で体調があまり良くない子供は突然発熱して急に体調を悪くする可能性があるため、注意する必要があります。

クラスで活動する時間になったら子供達と一緒に歌やおゆうぎ、工作などそれぞれのクラス活動を行います。
子供と一緒に体を動かすことが仕事の中心になるため、かなり体力がなければ大変な思いをします。
クラス活動の合間にトイレタイムや手洗いを行って日常生活のマナーや自主性を育むようにします。
昼食を終えて自由に遊ぶ時間を終えたら園児の帰宅準備をします。

子供達が帰宅した後も仕事は終わりません。
翌日のクラス活動や行事に向けて準備をして、掃除を行います。
幼稚園でお世話をしている動物や植物の対応も交代で行なう場合があります。
保育所や保育園もほぼ同じ内容ですが、昼食後のお昼寝や子供達が帰宅する時間が幼稚園よりも遅いため子供と過ごす時間が長くなります。

このように幼稚園や保育所などで子供達と関わる仕事は毎日のように目まぐるしく過ごす日々が続きます。
やんちゃな育ち盛りの幼児を相手にする仕事は想像以上に大変に感じるものです。
特にケガをさせないように注意することと、体調を悪化させないように注意して観察しなければいけません。

幼児期は多少熱が高めでも元気に遊んでいることが多いため、うっかりすると見逃してしまう可能性があります。
例えば、今日はいつもよりもぐずっているから体調が悪いかもしれないと疑ってお世話する必要があります。

子供のお世話だけでなく、保護者との関係を良好に保つように連絡を取り合うことも大切です。
保護者との信頼関係を得られなければ、子供達との信頼関係もなかなかうまく築けないものです。

参考:保育士さんに質問

このように忙しい日々を過ごす仕事になるため決して楽なものではありませんが、日々成長するお子さんを見守ることができるメリットがあるのでやり甲斐を感じられるものです。