トラブル・問題

トラブル

子供と関わる仕事で多いトラブル

どんな職業であっても仕事上のトラブルや問題はつきものですが、子供と関わる仕事は特にトラブルや問題が生じやすいものです。
子供達同士のトラブルや、職員同士の問題、保護者との関係悪化など様々な問題が生じる可能性があります。
仕事関連で発生する問題の中でも子供に関する仕事は特にストレスが溜まりやすい事例が多いものです。

保護者とのトラブル

子供と関わる仕事にありがちな問題として多いのが保護者とのトラブルです。
対応が難しい保護者が増加しているため、仕事がやりにくいと感じる事が多くなるものです。
正直なところ面倒な保護者があまりにも多ければ、子供とは関わりたくても保護者とは関わりたくないと思うのが本音でしょうが、保護者との関係を悪化させたままではいけません。
できるだけ仕事を円滑に進めるためにも、保護者と良い関係を築くことが重要です。

虐待・体罰

職場で起こり得る問題として考えられるのが虐待・体罰です。
自分自身は子供に対して手を挙げることは絶対にない!と自信を持っていても、誰もが100%あり得ないとは言い切れません。

弱い立場の子供達に暴力で制して抑えこもうとするのは決して良いことではないとわかっていても、思わず手を上げてしまうことがあるかもしれません。
子供が安心して過ごせる環境を整えるためにも、十分注意しなければいけない問題になります。

子供の格差問題

児童福祉施設で仕事をしている方は特に実感する場合があるのが子供の格差問題です。
日本の場合は義務教育制度があるため、平等に教育を受けることができて外国よりも恵まれている面がとても多いですが、それでも格差問題が生じて悲しい思いをしている子供が増えています。

世界的にみても経済的に豊かな国と言われている現在の日本は、各家庭で経済状況が全く違います。
同じクラスの中でも毎年家族で海外旅行に出かけている、海外は行けないけど国内の温泉旅行には出かけている、全くどこにも出かけられないなど子供時代に体験できる事が全く異なるものです。
特にひとり親世帯や保護者の病気などが原因で児童福祉施設を利用している家庭の子供は貧困による格差を感じていると言われています。

子供同士のいじめ・喧嘩

子供がたくさん集まる施設では子供同士のいじめ・喧嘩も大きな問題になります。
指導する立場としてどのような対処をするべきか迷う場合もあります。

保護者に報告する方法や子供達への指導法について確認しながら適切な対応をとりたいものです。
様々なトラブルや問題の事例を確認しながら参考にして下さい。