塾講師の苦労とやりがい

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増える子供のための学習塾

都心部を中心に今やほぼ常識化しているのが子供の塾通いです。
義務教育としての授業内容は公立の学校でも教えてくれますが、厳しい受験戦争を勝ち抜いていくためには学校の授業だけでは足りず早い時期からの受験対策が必要となっています。

特に近年は受験合格のための勉強はかなりテクニカルになってきており、正しい対策を知っている塾を選べるかどうかが大きく結果を分けることになります。

塾講師としての仕事のやりがいの一番はやはり自分が担当をした子供が希望した学校に入学することができたという瞬間で、何度も話し合いをしながら適切な勉強法を探していくというところに実力を試されているように感じます。

勉強以前の教育も子供には大切

大学受験や高校受験のための塾の場合、既にある程度人格が形成されている子供を相手にする分教えることが学習内容に絞られています。
ですが小学校受験をする幼稚園児や中学受験をする小学生の場合には、そもそもとして勉強をするという意義がよくわからないというようなこともよくあります。

10歳にも満たないような年齢で既に将来について考えさせるというのは酷なことのようにも思えなくもないですが、それが子供の将来を分けるとなれば周囲の大人はできることを全てしてあげるべきでしょう。
塾講師としてはいかにして勉強を楽しいと思ってもらい、自主的に学習する意欲を引き出せるかということが苦労のしどころです。