絵本作家

コピック

子供たちに夢を与える絵本を作る仕事

子育てをしていて必ず手に取ることになるのが絵本です。
子供へ読みきかせをすることで親子のコミュニケーションが深まる永遠の子育てアイテムである絵本は、何十年も読み継がれている定番本がある一方で、毎年何冊もの新作が出版されています。

子供たちに大きな夢を与えてくれる絵本を作るのが絵本作家の仕事で、中には何十年も絵本に携わる仕事をしている有名作家さんも見られます。

絵本作家になるためには特に資格などは必要なく、自分の作った作品を出版社さんと契約をして原稿を納品していくということが仕事になります。

イラストレーターや小説作家と同じく、仕事は基本的にはフリーの立場で行うようになっていますが、出版社側から特定のコンセプトで制作する絵本の依頼を受けてその通りに作るといったこともあります。

ルートはさまざまでいつからでも目指せます

絵本作家は通常の作家業と異なり、絵の部分と文章の部分との両方をうまく組み合わせて一つの本にしていかないといけません。
現在活躍をする絵本作家さんの多くは子供のときから絵を描くのが好きで、美術大学やイラスト系の専門学校に進学して本格的に絵を学んだのちに絵本作家を目指すというルートを多くとっているようです。

また人によっては作画担当と作文担当が分かれており共作という形で作品を作っている人も多く見られます。
いずれにしても自分(たち)の作品を出版してくれる出版社を探さなければキャリアをスタートさせることができませんので、まずは絵本コンクールに応募して高い成績を得たり、自主出版などをして実績を作っていくといった下積み時代の努力も必要です。