臨床心理士ってどんな仕事？

最近よく聞く仕事のひとつに「臨床心理士」がありますね。
みなさんは、この臨床心理士について聞いたことがありますか？
臨床心理士とは、社会の中で悩みを抱えたり、心を病んでしまったひとに寄り添い、話を聞く職業のこと。
今の社会は、どうしても本当にいろいろな問題が起きやすいですよね。
心を病んでしまう可能性があるこの世の中の中で、繊細な人が生きていくのはつらいこと。
だからこそ、臨床心理士が話をきくなどして対応し、その人が健全な心を取り戻すことができるように工夫をするのです。
「臨床心理士」というと解りにくいかもしれませんが「カウンセラー」「セラピスト」などと呼ばれていることが多いので、それなら解りやすいかもしれませんね。
これらの名称の人の中には、臨床心理士の資格を持っている人も多いです。
現代社会の中で、悩む人に寄り添う本当に大切な職業であることは間違いありません。

臨床心理士の役割

臨床心理士の役割としては、まずはそのひとが抱えている問題を把握します。
心を病んでいる人と言うのは、やはりそれなりの問題を抱えていていますので、それを知らなければなりません。
しかし、この原因については本人さえ把握していないことが多いので、心理検査などをして解決への道を模索していくことになります。
臨床心理士はその原因をしり、どうやったら悩みを抱えている本人がそれを解消することができるのかを考えていきます。悩んだ人をすくう本当に大切なお仕事です。

臨床心理士は発達障害にも関わる

まず、臨床心理士は発達障害児の療育にも関わっています。
発達障害の診断自体は医師が行いますが、そのための発達検査をするのは臨床心理士になりますので、発達障害児には臨床心理士に会う機会が多いかもしれません。
臨床心理士は、療育センターや病院などではたらき発達障害児のサポートを行い、その子にあった成長を助けるお仕事になります。
こ発達障害児の訓練を考えたり、どう接していくのがいいのかを考えたり、本当に臨床心理士の仕事は幅広いことがわかりますね。発達障害がある子供にとって、このような場所に通ってトレーニングをするということは非常に大切なことになりますので、臨床心理士の役割はとても大切なものになります。
もちろん医師が先導はしますが、現実の現場では医師より臨床心理士と接する機会が多いかもしれません。
臨床心理士は、子供と接しながら親のこともフォローをする力強い存在です。