ベビーシッター

赤ちゃん

困った時の強い味方に

小さな子供と一緒に過ごす仕事として注目されているのがベビーシッターです。
ベビーシッターは保護者の代わりに子供のお世話をする仕事を担います。
急用が出来たため子供を預かって欲しいと希望する保護者も多く、ベビーシッターのニーズは高い傾向があります。

ベビーシッターの仕事内容

子供の日常的なお世話を行うのが仕事ですが、子供を預かる場所は保護者の自宅やベビーシッターの自宅、託児施設など様々です。
ベビーシッターの役割はただ子供を預かるだけでなく、食事マナーを教え、遊びを通して社会性を身に付けさせて保護者に代わって基本的なしつけを行う場合もあります。
日本でも昔から皇族や高貴な家系では乳母と呼ばれるベビーシッターのような存在の人が母親代わりに子育てを行っていました。

現在は両親共働きの家庭でベビーシッターが付きっきりで子供のお世話をしているケースや、保護者に急用ができた時だけ臨時として子供を預かる場合もあります。
子供の中には人見知りをしてなかなか懐いてくれない子もいるため、どんな性格の子供でも上手に付き合えるかはベビーシッターとしての経験が活かされます。

ベビーシッターに向いている人

ベビーシッターは子供のお世話をする仕事が基本になるため、子供と接することが大好きで全く苦にならないと感じることが前提になります。
実際に仕事に従事してみなければわからないものですが、子供が大好きという気持ちだけで勤まる仕事ではありません。

子供とはいえ、それぞれ立派な意志を持っている人間なので想像していたよりも思い通りにお世話ができない場合があります。
子育て経験が全くない方は子供の扱い方を十分理解していないため、うまくいかない部分も多いです。
ブランクがあったとしても、子育て経験がある方が有利になることは間違いないでしょう。

ベビーシッターになる方法

ベビーシッター会社に就職する際にはそれぞれ採用基準が異なります。
基本的に必要な資格はありませんが、保育士や認定ベビーシッター資格、チャイルドマインダーなどの資格を持っていると確実に有利です。

ベビーシッター会社によってはこれらの資格を持っていることが応募条件として提示されている場合があります。
会社に属していなくても独立開業することも十分可能です。
ベビーシッターサービスを提供するにあたって特別必要な許可申請手続きは今のところありません。
個人事業主として開業届を提出する方法で独立開業することができます。