働くママのタイムスケジュール

家庭と仕事の両立をするための時間の組み立て方

働きながら子育てをするというのは、いろいろな面で難しさがあります。
特に大変なのは、時間の取り分けと言えるでしょう。
保育園の送迎、仕事の出勤時間、退勤時間などは、たいていの場合個人の都合では簡単に動かせないものですので、上手にやりくりをしないと予定が合わないからです。

そのため、仕事を選ぶ際には、家庭のための時間と合わせられるものかどうかを見極めた上で決める必要があります。
また、仕事をするにしても、在宅ワークなどの自宅でもできる仕事がないかという可能性を探ったり、夫の休みの日だけ働ける仕事を探して、交代で子どものケアを行うことができないかということを考えるのも大事です。

フルタイムで働くかパートタイムで働くかの決定をする

子育てをしながら働く場合には、まずフルタイムで働くことにするのか、それともパートタイムでの仕事にするのかということを考える必要があります。
当然、どんな職種を選ぶのかによって変わってきますが、フルタイムでもパートタイムでも、たいていの場合朝の出勤時間はそれほど変わらず、朝の8時くらいに子どもを保育園などに送った後仕事場に行くという形になります。

フルタイムとパートで変わってくるのは退勤時間で、フルタイムの場合はどうしても夕方6時くらいになってしまい、それから子どもを幼稚園などに迎えにいくということになります。
一方でパートの場合は、夕方早く帰れることが多いので、4時くらいには子どもを迎えに行けるケースが多くなります。
パートの方が夕方の時間が取りやすいので、保育園などに余裕を持って行けますし、家事も遅くならないうちに終わらせることができるというメリットがあります。

このように、一日のタイムスケジュールはフルタイムかパートタイムかで、特に午後から夜にかけての活動に差が出てきます。
また、フルタイムだと週に5日勤務が普通となりますので、体を休めたりまとめて家事を済ませてしまったりするというのが多少難しくなります。
一方でパートの場合は、勤務日数を調整しやすいので、より体への負担を抑えられますし、家事を余裕を持って行えるというメリットもあり、タイムスケジュールも調整が利きやすくなります。

家族みんなでしっかりと予定を立てて協力する

このように、働くママのタイムスケジュールはかなり忙しいものとなります。
そのため、家族みんながしっかりと予定を立て、それぞれの予定を知りつつ協力し合うことが欠かせません。
特に両親の間でのコラボが重要で、夫も妻が難しい時に保育園の送迎に行く、買い物を代わりに行うなどして、お互いの忙しさをカバーし合えるようにすることが大事です。