忙しいを理由に子供と向き合わないのは甘え

仕事をするのは当然のことであるという認識を忘れない

仕事をしながら子育てをするというのは、時間の調整が難しいですしストレスが溜まってしまうこともあります。
そのため、子どもと向き合う時間を取るのを面倒に思ってしまい、それを仕事のせいにするというのはよく見られることです。
しかし、子どもとの時間を取らないのを、仕事のせいにしてはいけません。

というのも、親が仕事をして収入を得るというのはそもそも当然のことだからです。
仕事をするのは自分の口を養うためでもありますし、家庭を持った時点で自分以外の家族を養うためにも働かないといけないというのは当然予測すべきことでもあります。
自分と家族のために経済的な責任を負うというのは、自然で基本的なことですので、それを子どもと向き合わないことの言い訳にするのは無理があるのです。

親であるなら子供を育てる責任があるのも当然

そして、親であるということは、母親であれ父親であれ、子どもを育てる責任というのも当然のことと言えます。
親になるということは、単に養育のためのお金を用意するというだけでなく、時間を取ること、教育や将来のために何ができるかを時間を使って考えてしっかりとした決定をすること、一緒に遊ぶこと、子どもの心理的なケアをしてあげるということも含まれるのです。

そのため、自分は仕事をしているから、お金を出しているからそれで十分だという考えは捨てるようにしましょう。
一緒に子どもと時間を過ごし、子どもの成長のためにすべての意味で貢献することによって、初めて親としての責任を果たせるようになるのです。
確かに簡単なことではありませんが、それが子どもの幸せと将来を作るものになるということを考えると、犠牲を払って子供のために何かをしてあげる価値が十分にあると理解できます。

時間は買い取って作るもの

実際問題として、仕事をしている親は毎日忙しいものです。
しかし、よくよく自分の時間の使い方をチェックして分析してみると、子どもと向き合う時間を犠牲にするほどではないことに気づきます。
仕事の時間や、家の中で過ごしている時間を効率よくすることによって、子どものための時間を作れることに気づくはずです。

仕事上の時間と言いつつも、無駄な残業や無駄な付き合いがあり、それらをやめるだけで、かなりの時間を子どものために使えます。
家の中でもテレビを見ているだけ、スマホをいじっているだけの時間が意外と多いことにびっくりするかもしれません。
一度、自分の毎日の時間の使い方を正直にセルフチェックしてみて、その無駄な時間を子どものために使ったら、どれほど子供の笑顔が見られるかを考えてみることができます。